MINI宮崎
【ミニ日記】MiniとMINI・前編 ｜MINI宮崎
こんにちは！
MINI宮崎の中山です！
以前に当ブログで
梶谷SCと共に研修に赴いたお話を
させていただいたんですが…
さらっと流しただけで
一体どんな内容だったのかを
お話していませんでした💦
関連記事【ミニ日記】in アカデミー！ ｜MINI宮崎
ということで
MINIというブランドについて
このブログをご覧いただいている皆様に
改めて！
どういうブランドなのか
どういうルーツがあるのか
お伝えしようと思います！
さて
時は遡り
１９５７年
現在のBMW MINIの源流である
クラシックMiniが誕生します。
設計はこの方
【アレック・イシゴニス】
当時のヨーロッパでは
スエズ動乱が影響し
UKも例に漏れず、燃料不足に陥っていました。
4th January 1955: Traffic held up in the snow on Hampstead High Street, London. (Photo by Keystone/Getty Images)
そこで
●低燃費
●小型であること
●４人乗りであること
●従来からあるエンジンを使用すること
というオーダーのもと
イシゴニスさんが
Miniをデザインしたんですねぇ。
当時British Motor Corporation(※以降BMC)に
在籍したイシゴニスさんが
１枚の紙ナプキンに書いたスケッチが元になっているのは
有名な話ですよね。
そこから出来上がったのが
皆さんご存じ、Miniです！
聞いた話によると
前例のないサイズということで
タイヤも１０インチしかなく
特注品だったのだとか…
さて、開発されたMiniは
１９５９年、大衆車として販売がスタートされます。
そこから数多くの著名人に愛され
どんどん有名になっていきます。
所有していた方を例で挙げると
ビートルズは有名ですよねぇ
そうして瞬く間に
ブランドのある車になっていきます。
さぁここで
Miniが一躍有名になった出来事があります。
１９６４年ときいて
ピンときた方は察しがいいです。
モンテカルロ・ラリーでの優勝です。
この勝利は世界に衝撃を与えました。
それまでは、排気量も大きく
見た目からも強そうなラリー車が多い中、
大衆車として認知されていたMiniの登場ですから。
「こんな小さい車で勝てるわけがない」
そういう評価を受けていた中で
Miniが優勝したのです。
そう
F１チューナーである
【ジョン・クーパー】さんの手によって
Miniは初の王者に君臨できたのです。
その後１９６５年も見事に連覇を果たしましたが
１９６６年はヘッドライトのレギュレーション違反で
１位のタイムにも関わらず失格。
しかしその雪辱を果たすため
１９６７年に再び王者の座に返り咲きました。
※ちなみに、いまでこそツートンカラーは
MINIの代名詞といっても過言ではないですが
「ただでさえ小さいので、
屋根は白くして空からでも見つかるように」
ということでルーフのみ色を変えていたらしいです。
最小の面積で実用的な発明をした
「ミニマイザー」であるアレック・イシゴニスさん
そのMiniを車以上の存在に押し上げた
「マキシマイザー」であるジョン・クーパーさん
どちらも対極の存在に思われますが
どちらかが欠けていたら
いまのMINIは存在していないかもしれません。
余談なんですが、
研修中に見た動画がめっちゃかっこよくて
なんとYouTubeで見れるらしいんです。
私は優しさの塊なので
リンクをべったり貼っておきますね！！！
探すのに苦労しました…
めっちゃかっこいいですよね！！！！？？？？
初見時は鳥肌が立ちました…
こちらはMINI Italiaのチャンネルで
公開されている動画です。
こうやって時代によって
MiniはMINIに変われども
受け継がれるワクワクやドキドキで
私たちを楽しませてくれているんですね。
まだまだ話したいことがありますが
本日はここまで。
次回は中編でお会いしましょう！
ではまた！
文：中山SC